2018年はこれが来る!化粧品のアジア向けマーケティング手法

化粧品業界に限った話ではありませんが、広告や宣伝は従来の手法が時代遅れで効果が低いものとなり、モデルチェンジンジが迫られています。2018年、最新かつ最も効果的なマーケティング手法について紹介します。


口コミ

口コミはあらゆる購買判断の20%~50%に影響し、テレビCMや折り込みチラシの10倍の効果を発揮するといわれています。この最も信用度の高い宣伝を、いかに起こすかがマーケティングの神髄といえます。

また、隣の国の中国では、口コミの威力はさらに強いものとなっています。KOLという、日本でいうところのインフルエンサーが多数存在し、KOLマーケティングという手法が当たり前となっています。モデル女性のKOLである「张大奕」さんの2015年の実績を紹介すると、フォロワー529万人、売上はアパレル商品のみで6000万ドルにもなったそうです。


SNS

SNSは、特に若い世代にアプローチする際には必須です。ポーラオルビスグループの2017年の研究結果によると、全体の7割の女性がSNSを利用しています。さらに、化粧品を購入する際にどの媒体を参考にするか?という質問に対して、10代では4割もの割合の方が参考にされているのです。

さらに、商品購入後に自ら商品の口コミを発信すると答えている女性が全体の2割近くもいます。さらなる口コミを起こすことにも成功するわけです。
そして、上の中国での実例にもある通り、アジアでは日本に比べSNSの信用性や訴求効果が日本よりも高く、マーケティングにおける最重要ポイントであることは間違いありません。


ライブコマース

スマホの普及にも伴い、文章や画像のみのサイトだけでなく動画を利用したものがトレンドとなっています。さらには、ライブコマースという、販売者やタレントが商品をリアルタイムで紹介する販売手法が非常に注目を浴びています。

画面上でデモ販売されているようなイメージですね。従来のサイトと異なるのが、コメントで気になったことをリアルタイムに質問したりコミュニケーションをとったりしながら購入できることです。


スマホ対応が命

こうしたマーケティング手法の成功の可否についてはスマホ対応がそのカギを握っています。LINE社の2017年上期によると、インターネット利用者の約半分の46%がスマホのみでネット接続しており、PCとの併用を併せると85%もの割合になります。スマホ利用を前提としたページ作成や仕組み、サービスの構築は必須といえます。

また、博報堂の2016年の調査によると、香港や台北、クアラルンプールなどアジア8都市でスマホの普及率が9割を超えており、同調査において87%の日本よりも高い普及率となっています。アジアに視点を移した際に、ますますその対応の必要性は高いものとなります。


まとめ

忘れてはならないのが、こうしたSNSや動画を用いた口コミは日本だけではなく、海外でも起こっているということです。特に、成長著しく人口も多いアジア圏では爆発的ともいえる広がりを見せています。

2018年は、日本でもSNSや動画の利用度が加速していくと予想されます。この流れをうまく利用して、国内での販売数を増やすとともに海外という未開拓のエリアへの挑戦を検討してみてはいかがでしょうか?