2017年化粧品出荷額 過去最高|アジア向け輸出の拡大が牽引

2018年1月27日の日経新聞で、2017年の化粧品出荷額が過去最高を更新した事が紹介されました。
出荷額は前年比+5%で1.6兆円。2年連続で過去最高を更新したそうです。

しかしこの記事、数字をよく見てみると、出荷全体額の+5%という伸びが、アジア向けのスキンケア商品の輸出が伸びた事によるものだという事が分かります。(国内向け出荷は1%程現象しております)


アジア向け輸出が40%増の約3500億円で市場を牽引

上の表の通り、アジア向けの輸出がなんと+40%というすごい勢いで伸びており、この伸びが全体の伸びを牽引している形となっております。アジア向けの出荷は3500億円と、全体の20%を越えるまでになってきました。

その中でも特に伸びているのがスキンケア系の商品のようです。しかも高価格帯の伸びが大きいという事で、中国だけでなく、アジア各国で裕福層が増えてきている今、より一層日本の質の良いスキンケア商品は必要とされてくるでしょう。


百貨店等でのインバウンド需要も底堅い

輸出だけでなく、海外から日本に旅行に来る方による購入(インバウンド消費)も伸びているようです。特に百貨店等で売られている高級商品がこちらも伸びているようで、昨年ポーラや資生堂等大手がこぞってが発表したシワ対策クリームの人気が高いようです。


2018年も輸出を中心に伸びが見込める

ここ10年程、国内向け出荷はずっと横ばいとなっております。一方で海外向け出荷は年々拡大しており、今や無視する事のできない市場規模となってきました。

国内と比べるとまだまだ商品の少ないアジア各国、しかもそこにMade in Japanブランドと質の高さで勝負していけば、どのブランドにもチャンスはあるはずです。2018年も比較的景気よく市場が動いていますので、今年も、化粧品の海外展開を始める「当たり年」である事は間違いないでしょう。