変化する中国における美容トレンド:男性とメイク

男性用美容産業

アジア地域の若い男性にとって、高価な化粧品は女性だけのものという考えは、時代遅れのものとなっています。伝統的に中国は強固な性的役割を持つ国でした。ですが発展を遂げている現代の中国では、男性用の美容産業が盛り上がりを見せています。

メイクをしてステージに上がるのは最新の男性Kポップスターが代表的な存在でしたが、より多くの韓国人や中国人の男性は日常でもメイクを使用するようになってきています。有名なメイクアップのブロガーにも男性がいるほどです。白人のような鼻や細い顎を求める男性が増えるにつれて、男性用メイクアップは韓国や中国本土で主流となってきています。

Jing Daily(精日伝媒)によると、大衆文化において中国の若い男性有名人はよくメイクアップしたり美容製品を身に着けたりして人前に出て、それを宣伝しているとのことです。

フランスの化粧品ブランド L’occitane(ロクシタン)はブランド大使である中国人俳優 Joker Xue(薛之谦)氏と共に、中華圏で49%の売り上げアップを成し遂げました。

過去2年間で、人気があるほぼすべての男性有名人がスキンケア製品やコスメを乗っ取ってしまいました。Yang Yang(楊洋)氏を起用したGuerlain(ゲラン)のリップスティックはずっと品切れのままです。

 

男性における化粧品が劇的に増加していることをグラフは示しています。2014年から2016年まで、男性用化粧品業界の調査は成長を続けており年間成長率は40.2ドルに達しましたが、一方で化粧品業界全体では3.5%に過ぎませんでした。

かつては、男性有名人を化粧品の広告に起用するのは、女性が好む男性有名人で女性の注意を引き付け喜ばせるためのものでした。うってかわって最近では、性別の違いを和らげるような広告が増えてきており、多くの化粧品やスキンケア製品は使用者が男性か女性かということをあえて強調していません。これはファッションの世界における男女平等を反映したものです。市場においては、より多くの男性用スキンケアや化粧品が出てくることは、一般的に若い世代のライフスタイルの進歩であるとみなされています。